勝手にふるえてろ / 綿谷りさ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/07/07
- メディア: 雑誌
- クリック: 11回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
いちばん心に残ったのは、主人公の女性「ヨシカ」が、ずっと好きだった「イチ」と、絶滅した動物の話題で意気投合したときのこと。「気が合う」ことが恋愛においてちっともプラスにならないという例を、初めて小説で読んだと思う。「気が合う、だからなに?」
片思いをこじらせるって大変。ラストの展開には本谷有希子のある小説を思い出した。
いちばん心に残ったのは、主人公の女性「ヨシカ」が、ずっと好きだった「イチ」と、絶滅した動物の話題で意気投合したときのこと。「気が合う」ことが恋愛においてちっともプラスにならないという例を、初めて小説で読んだと思う。「気が合う、だからなに?」
片思いをこじらせるって大変。ラストの展開には本谷有希子のある小説を思い出した。