待望の穂村弘の新刊エッセイ『蚊がいる』を買った!
横尾忠則氏によるこの装丁はどこの本屋で目撃しても強烈な個性を放っているね。


「蚊がいる」はもう何年も前にL25で連載されていたエッセイで、
連載中すべての回を網羅できていたわけではなかっただけに、
書籍化されないのかどうか気になっていた。
本になってくれてうれしい。
(うろ覚えだけど、創作の上では何人殺しても罪は問われないのか、
というようなことが書かれていたのがいちばん印象に残っている)


本になった『蚊がいる』には、
読売新聞、週刊文春、GINGER L.の連載も収録されている。
てっきりL25のエッセイしか読めないものだと思っていたからすごくうれしい!
おまけに巻末にはピースの又吉さんとの対談まで収録されていたから小躍り小躍り。


その又吉さんとの対談から読みました。
以後、適当に開いたページのエッセイをランダムに読むという、
ファンにあるまじきだらしない読み方をしています。


サイン会があるという噂を嗅ぎつけて、
発売日二日目の夜に焦って買いに走りましたが、
整理番号はまだ11番と若く拍子抜け。
こういうとき、つくづく自分は田舎者だなあなんて思います。