倒れるまで僕を楽しんで


ipodを全曲シャッフルモードにして、聴きたい曲にたどり着くまで次の曲、次の曲ってひたすら進めていることがある。非効率的だなあと思うけれど、最初から好きな曲を自分で選択して聴くよりも、巡り合わせのなかで好きな曲に出会えることがうれしくて、なかなかやめられない。


そんな風にして、ひさびさに昆虫キッズの「ブルーブルー」を聴いた。


  ロンリーブルーブルー ぶってくれ
  ロンリーブルーブルー 震えてくれ
  あわてんぼうのサンタクロース トンネルはぼくの真上よ
  自意識過剰の女の子 倒れるまで僕を楽しんで


これもある意味クリスマスソング…。と思いました。ちがうけど。


昆虫キッズといえば、今日ようやく『ASTRA/クレイマー・クレイマー』を買えた。ミュージックビデオもやっと見れた。のもとさんがショートヘアになっていた。


          


友人Mとお茶をした。それほど長居したわけではないけれど、充実した時間だった。それぞれ2杯ずつ飲んだ。Mが3回も「ああ、何か楽しいことないかな〜」って、たのしそうな顔して言うもんだからおもしろかった。お茶しているうちに、雨なんだか雪なんだかみぞれなんだかわからないものが急に降ってきてびっくりした。


夜は父と食事をした。元気そうでほっとした。父にはテニスがあり、母にはショコラがいる。そういうのって大事だ、って思った。


ここ数日、脳がmixitwitterに対して拒否反応を示している。twitterは開くと悪阻のように「うっ…」ってなるし、mixiに至っては開いてすらいない。毎日わりと頻繁にログインしてたんだけどねえ。見たいものだけを見るということ、繋がりたい人とだけ繋がるということが、いかに困難か、ということを時々思う。


          


寒空の下で思い出したのは、なぜか夏の歌だった。


アナ・タガ・スキ・ダ アナ・タガ・スキ・ダ ムネ・サケ・ル 夏のロビンソン
東直子『青卵』


東さんの短歌で好きな作品はもっと他にあるけれど、なぜだか心の中でこの歌を口ずさんでいることが多い。ムネ・サケ・ル。