九月百景



遅刻しているくせに、花に見惚れる







いつもの公園のいつもの場所で、今日は少しお昼寝をした。インドカレーを食べた後だった。どれくらい眠ってたんだろうか。目を開けると、木の枝葉の隙間から青空が見えた。眠りに落ちる前はどちらかといえば曇っていたから、目を覚ました直後に飛び込んできた青空は、生まれたての景色だと思った。







毎週のように来ていて、少しずつ、光の色が変わっていくのがわかる。生きているなぁと思う。
ベルトコンベアに乗って運ばれていくかのように、右から左へ次々と流れていく入道雲とかさ。