透明なテントのなか


むしむしと暑い一日。


降ったり止んだりの雨のなか、ceroの曲で歩くのはとても心地よかった。
煙草、雨、テント、手紙。曲をまたいで繰り返されるモチーフ。
アルバム1枚が連作短篇集のよう。


とあるブログに、ビニール傘の中から雨空を見上げてとった写真が貼ってあり、
それを見たとき、ceroの歌う“透明なテント”ってこういう景色か、ってはっとした。


昨夜、東京カランコロンが出ていた深夜番組を録画したのだけど、それを今朝みた。
東京カランコロンのライブに潜入して雰囲気をお届けするといったコーナー。
やっぱり「マドモアゼルと呼ばないで」で鳥肌がボワァァっと立つ。
一度、生で聴いてみなくては。


『音もなく少女は』という小説が少し前から気になっている。
あと、『新世界より』も読んでみたい。


梅雨の気配がしてくると、ドビュッシーが聴きたくなる。