落下する夕方
- 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ
- 発売日: 2002/06/25
- メディア: DVD
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江國香織の本はいろいろ読んできたけれど、なかでも一番思い入れが強いのはこの『落下する夕方』かもしれない。映画になってると聞いてずっと観たいと思っていたけどレンタルになくて、いつだったかこっち(東京)に引っ越してきてから中古屋さんで見つけました。1998年の作品。今から15年前の菅野美穂が華子役でした。
原作への思い入れの強さゆえなのか「あれ?」と感じるところもいくつかあったけど、身体ひとつで生きることの寄る辺なさ、心細さを思い出させてくれる映画で、観終わった後はさびしい気持ちになりました。
菅野美穂はまだ表情にあどけなさが残っていて、今とは違った魅力がありました。脚が、細いのに、ふくらはぎに綺麗な筋肉がついているのが一瞬だけ見えて、すてき!と思った。(陸上をやられたんでしたっけ?)
リカ役の原田知世の、透き通るような声が今も耳に残っています。
特典映像は未見なので、また近いうちに。