八月到来


だいすきな九月に近づいてドキドキするいっぽうで、
夏の終わりが永遠に来ないような予感もして。


ハローワークの認定日。
帰りにブックオフに寄って、CDをいろいろ買いました。


そのうちの1枚をポータブルCDプレイヤーで聴きながら、
床に転がったまま寝てしまっていた。


夢のなかで大きな振動を感じる。
地震だ、と思う。
家の天井がみるみるひび割れていく。
亀裂が深くなっていく天井を見上げながら、ふと
あの人は大丈夫だろうか と、心配になり、
ああ、なんというかわたしは、
自分が思っている以上にその人のことが好きなんだなぁと、ぼんやり思った。


すぐにハッと目が覚めて、
近くにいた母に地震があったかどうか聞いてみたけれど
地震など全くなかったとのこと。


振動を感じたのだとすれば
それは、わたしの頭のすぐ横を母が歩いたときの振動ではないかとのこと。
地震は母でした。