付箋だらけのパン屋のパンセ


朝、『東南角部屋二階の女』を観る。それほど琴線に触れることもなく、ふーんって感じで観ていたんだけど、観終わると、とげとげしていた気持ちが少しやわらかくなっていて、一本の映画を観るということはこういうことなのかも、と思った。観終わったあと、何かが少し変わっているということ。


最近の昆虫キッズのライブ映像をいくつか見て、またライブ行きたいなぁと思う。それから、サカナクションの新曲のMVも見た。昨夜の残りの新たまねぎと、トマトとベーコンでスープを作って飲む。


ダカフェ日記が更新されていた。相変わらずいいなあ。
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とてもいい天気だったけど、出かけたのは日が沈んだ後だった。セブンイレブンで肉まんを買って、齧りながら駅へ。肉まんは寒い日に外で頬張るのがいちばんおいしい。払い忘れて督促状が来てしまった住民税もなんとか納め。


電車に乗りながら、杉崎恒夫の歌集『パン屋のパンセ』を開く。一読して気に入ったものに付箋を貼っていく。歌の位置がどのページも同じだから、付箋の位置も集中してこんな感じなった。



ヨドバシカメラでいろいろ物色するも何も買わず、スタバに入って4月に受ける試験のテキストを開いた。が、あまり時間もなく、またすぐに電車に乗る。夜。ホームで電車を待っていてもあまり寒く感じず、だけどまだ春とは呼べない感じがなんともくすぐったい。




地下駅に季節がふいに目をさます 「春は前駅をでました」
―杉崎恒夫『パン屋のパンセ』